“鬼事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おにごと90.0%
おにごっこ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供の群は、寺の墓場に近い、大きな胡桃くるみの木の下で遊んでいた。十五六をかしらに八九歳を下に鬼事おにごとをやっていると、彼方あっちから
(新字新仮名) / 小川未明(著)
昼飯ひるめしは小川屋から運んで来てくれた。正午の休みに生徒らはみんな運動場に出て遊んだ。ぶらんこに乗るものもあれば、鬼事おにごとをするものもある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
ちょうどわたしおなじい七つ、八つばかりの子供こどもが、毎日まいにち五、六にんあつまって鬼事おにごっこをしたり、こまをまわしたりしてあそんでいました。
子供の時分の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)