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おにごと
ふりがな文庫
“おにごと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鬼事
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鬼事
(逆引き)
前なる者馬を引き走り避けて後なる者射る、虎回れば後なる者また
然
(
しか
)
す、虎多しといえども
立
(
たちどこ
)
ろに尽すべしとは、虎を相手に
鬼事
(
おにごと
)
するようで余りに容易な言いようだが
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
子供が
鬼事
(
おにごと
)
などをする時に「その手は食わぬ」などとよくいうものである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
障子も一時は黄色に見えたが
漸次
(
ぜんじ
)
薄暗くなって、子供等の
鬼事
(
おにごと
)
の声も遠ざかってしまうと、遥かにボーッ、ボーッと蒸汽船の笛の音が聞える。
黄色い晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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