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高股
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たかもも
ふりがな文庫
“
高股
(
たかもも
)” の例文
一角だけは、覆面をせずに、野ばかまの
高股
(
たかもも
)
だち。その
側
(
そば
)
にいて、
鯉口
(
こいぐち
)
をつかんでいるのは森啓之助であろう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
選んで討ち取る暇はない、真っ先に進んだ二人を、
袈裟
(
けさ
)
に
斃
(
たお
)
して向こうへ飛び、刀を返すと横一揮! ガッという悲鳴、仆れたのは、
高股
(
たかもも
)
スッパリ切られたのであろう。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
四、五人の
高股
(
たかもも
)
だちの侍が、前後を警備し、なんとなく世をはばかる風情が見える。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
落付き払った武者振只者に非ずと、利家
諸鐙
(
もろあぶみ
)
を合せて追掛けると、彼の武者また馬の
頭
(
こうべ
)
を返した。
透間
(
すきま
)
もなく切り合い火花を散して戦っているうち、利家
高股
(
たかもも
)
を切られて馬から下へ落された。
長篠合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
高股
(
たかもも
)
を切り落されて浮び出して来たのだった
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
「しめた!」と叫んだ広太郎、片膝敷くと
掬
(
すく
)
い斬り、敵の
高股
(
たかもも
)
へ斬りつけた。「どっこい!」と
喚
(
わめ
)
いた城之介、もろに飛び返ると鉄杖の先、伸ばして広太郎の胸を突いた。危うく渡して立ちなおる。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“高”で始まる語句
高
高価
高輪
高尚
高麗
高野
高嶺
高原
高山
高邁