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風采
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やうす
ふりがな文庫
“
風采
(
やうす
)” の例文
常には左のみに心も留まらざりし結城の
風采
(
やうす
)
の今宵は何となく
尋常
(
なみ
)
ならず思はれて、肩巾のありて脊のいかにも高き處より、落ついて物をいふ重やかなる口振り
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
髪は
塵埃
(
ほこり
)
に
塗
(
まみ
)
れて白け、面は日に焼けて
品格
(
ひん
)
なき
風采
(
やうす
)
の猶更品格なきが、うろ/\のそ/\と感応寺の大門を入りにかゝるを、門番尖り声で何者ぞと怪み
誰何
(
たゞ
)
せば、吃驚して
暫時
(
しばらく
)
眼を見張り
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
常にはさのみに心も留まらざりし結城の
風采
(
やうす
)
の
今宵
(
こよひ
)
は何となく
尋常
(
なみ
)
ならず思はれて、
肩巾
(
かたはば
)
のありて背のいかにも高き処より、落ついて物をいふ重やかなる口振り
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
常
(
つね
)
には
左
(
さ
)
のみに
心
(
こゝろ
)
も
留
(
と
)
まらざりし
結城
(
ゆうき
)
の
風采
(
やうす
)
の
今宵
(
こよひ
)
は
何
(
なん
)
となく
尋常
(
なみ
)
ならず
思
(
おも
)
はれて、
肩巾
(
かたはゞ
)
のありて
背
(
せ
)
のいかにも
高
(
たか
)
き
處
(
ところ
)
より、
落
(
おち
)
ついて
物
(
もの
)
をいふ
重
(
おも
)
やかなる
口振
(
くちぶ
)
り
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“風采”の意味
《名詞》
風采(ふうさい)
姿。容姿。身なり。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
采
常用漢字
中学
部首:⾤
8画
“風采”で始まる語句
風采骨柄