“面色(けしき)” の例文
加ゆると雖も勿々(なか/\)用ひる面色(けしき)もなく言ば言程猶々(なほ/\)募(つの)りて多分の金子を遣(つか)ひ捨(すて)るにより忠兵衞も持餘せし故國元(くにもと)へ歸りて母親へ右の段を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
せぬ中に白状せよサア何(どう)ぢや云ぬか汝(おのれ)如何に強情なり共云せずには置ぬ不屆(ふとゞき)なる奴哉と白眼(にらま)るれ共久兵衞は少しも恐るゝ面色(けしき)無(なく)假令(たとへ)文右衛門儀百兩の盜賊に御座なく候共私しは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
陳(ちん)ずるやあり樣に申すべしと頻(しき)りに責付(せめつく)ると雖もお島は恐るゝ面色(けしき)もなく假令(たとへ)如何樣に仰せらるゝ共私しは更らに存じ申さず殊に伴(ばん)建部(たてべ)の御兩所は此御邸(おやしき)の案内は私しより能く存じ居らるれば何として私し風情(ふぜい)の手引を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)