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雑駁
ふりがな文庫
“雑駁”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざっぱく
80.0%
ざつぱく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざっぱく
(逆引き)
俺は低劣臆病の一面、傲慢なところのある男で、
顕裔門閥
(
けんえいもんばつ
)
が非常な誇だったから、この質問は至極俺を喜ばしたが、殊更
雑駁
(
ざっぱく
)
に
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
川上とて、いまも生きて舞台に立っていたならば、新派創造時代の
雑駁
(
ざっぱく
)
な面影をとどめていて、むしろ恥多き晩年であったかもしれない。
マダム貞奴
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
雑駁(ざっぱく)の例文をもっと
(20作品)
見る
ざつぱく
(逆引き)
つまり店の小粋な設備も座敷を取り払ひ、一切腰かけにしたし、値段書きもはつきりと出し、
雑駁
(
ざつぱく
)
な趣味のないものになつて了つたからである。
一の酉
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
僕が講演旅行へ出かけたのは今度
里見弴
(
さとみとん
)
君と北海道へ行つたのが始めてだ。入場料をとらない聴衆は自然
雑駁
(
ざつぱく
)
になりがちだから、それだけでも
可也
(
かなり
)
しやべり
悪
(
にく
)
い。
講演軍記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雑駁(ざつぱく)の例文をもっと
(5作品)
見る
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
駁
漢検準1級
部首:⾺
14画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑作
雑誌
雑言
雑人
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駁雑
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