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『講演軍記』
ふりがな文庫
『
講演軍記
(
こうえんぐんき
)
』
僕が講演旅行へ出かけたのは今度里見弴君と北海道へ行つたのが始めてだ。入場料をとらない聴衆は自然雑駁になりがちだから、それだけでも可也しやべり悪い。そこへ何箇所もしやべつてまはるのだから、少からず疲れてしまつた。然し講演後の御馳走だけは里見君 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
断
(
ことわ
)
何
(
なん
)
小樽
(
をたる
)
往生
(
わうじやう
)
悪
(
にく
)
早速
(
さつそく
)
旭川
(
あさひかは
)
雑駁
(
ざつぱく
)
食傷
(
しよくしやう
)
可也
(
かなり
)
大抵
(
たいてい
)