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隙間
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すき
ふりがな文庫
“
隙間
(
すき
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
又
(
また
)
暫
(
しばら
)
くして
大戸
(
おほど
)
をがらりと
勢
(
いきほ
)
ひよく
開
(
あ
)
けて
出
(
で
)
ては
又
(
また
)
少
(
すこ
)
し
隙間
(
すき
)
を
残
(
のこ
)
して
大戸
(
おほど
)
を
引
(
ひ
)
いて
丁度
(
ちやうど
)
内
(
うち
)
へ
還
(
かへ
)
つたと
見
(
み
)
せて、
殆
(
ほと
)
んど
壁
(
かべ
)
に
接
(
せつ
)
した
卯平
(
うへい
)
の
戸口
(
とぐち
)
に
近
(
ちか
)
く
立
(
た
)
つて
見
(
み
)
るのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
新九郎は無二無三に、彼の撃ち込む
隙間
(
すき
)
もなく斬って斬って斬り捲くった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「妾は只今××の××という家に誘拐、監禁されている
無垢
(
むく
)
の少女です。只今、魔の手が妾の方へ伸びかかっておりますが、僅かの
隙間
(
すき
)
を見て電話をかけてるのです。助けて下さい、助けて下さい」
少女地獄
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“隙間”で始まる語句
隙間風
隙間形
隙間漏