“開(あく)” の例文
破りて開(あけ)なば隨分容易に開(あく)べきなれど假令(たとへ)奉行職の者なりとも他人(ひと)の所持品の錠前(ぢやうまへ)を手込(てごみ)に破る事はならず因て故意々々(わざ/\)鐵物屋(かなものや)を呼出(よびいだ)して開(あけ)させられたるなり是奉行職を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「あア、其(それ)ですか」と篠田の軽く首肯(うなづ)くを、老女は黙つて穴の開(あく)ばかりに見つめたり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)