“長船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おさふね93.3%
をさふね6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話は是で片付いたが、拳龍は部屋へ取って返えすと、袱紗に包んだ長船おさふね長安を急いで押入へ仕舞い込み、「あぶないあぶない」と呟いた。
としかつめらしく、軽く頭を下げると同時に、スラリ鞘走さやばしらせた一刀は、釣瓶落つるべおとしの名ある二尺八寸、備前長船おさふね大業物おおわざもの
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ばあさん、また豆府とうふか。そいつをはせるとちまふぞ。」で、かねてこのみの長船をさふねさやはらつて、階子段はしごだんうへ踏鳴ふみならしたと……御自分ごじぶんではなさらなかつたが、當時たうじのおともだちもよくはなすし
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)