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金鶏
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きんけい
ふりがな文庫
“
金鶏
(
きんけい
)” の例文
西鶴が『五人女』の中で「広間をすぎて
縁
(
えん
)
より
梯
(
かけはし
)
のはるかに
熊笹
(
くまざさ
)
むら/\として
其
(
その
)
奥に庭籠ありてはつがん
唐鳩
(
からばと
)
金鶏
(
きんけい
)
さま/\の声なして」
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
びろうどの黒い
丸襟
(
まるえり
)
の服を着、
羊脂
(
ようし
)
の
珠
(
たま
)
のかがやく帯には細身な短剣を
佩
(
は
)
いているのみでなく、
金鶏
(
きんけい
)
の羽ネで飾られた貴人の
冠
(
かんむり
)
といい
珍珠
(
ちんしゅ
)
の
履
(
くつ
)
、どう見ても、王侯の
香
(
にお
)
いがする。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
歌劇「
金鶏
(
きんけい
)
」の「太陽への
讃歌
(
さんか
)
」も有名だが取立てて言うほどのものはない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
神の
代
(
よ
)
を空に鳴く
金鶏
(
きんけい
)
の、
翼
(
つばさ
)
五百里なるを一時に
搏
(
はばたき
)
して、
漲
(
みな
)
ぎる雲を下界に
披
(
ひら
)
く大虚の
真中
(
まんなか
)
に、
朗
(
ほがらか
)
に浮き出す
万古
(
ばんこ
)
の雪は、末広になだれて、八州の
野
(
や
)
を圧する勢を、左右に展開しつつ、
蒼茫
(
そうぼう
)
の
裡
(
うち
)
に
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“金鶏”の意味
《名詞》
金鶏 (きんけい)
天上に住むといわれる伝説上の鶏。この鶏が鳴くことで暁を知らせ、天下の鶏がこれに応じて鳴くといわれる。暁に鳴く鶏。あけのとり。
キンケイ。
(出典:Wiktionary)
“金鶏”の解説
『金鶏』(きんけい、ru: Золотой петушок、fr: ''Le Coq d'or'')は、ニコライ・リムスキー=コルサコフ作曲のオペラである。プロローグとエピローグを伴う3幕からなり、リムスキー=コルサコフが作曲した最後のオペラ(15作目)に当たる。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
鶏
常用漢字
中学
部首:⿃
19画
“金鶏”で始まる語句
金鶏山