“きんけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金鶏66.7%
金刑16.7%
金茎16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びろうどの黒い丸襟まるえりの服を着、羊脂ようしたまのかがやく帯には細身な短剣をいているのみでなく、金鶏きんけいの羽ネで飾られた貴人のかんむりといい珍珠ちんしゅくつ、どう見ても、王侯のにおいがする。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そしたら、主人名義のあたしとあんたが三日の拘留こうりうを喰つた上に二十六圓づゝの金刑きんけいだからね。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
金茎きんけいの露一杯という心持がした。かくてようように眠りがはっきりとめたので、十分に体の不安と苦痛とを感じて来た。
九月十四日の朝 (新字新仮名) / 正岡子規(著)