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金杉橋
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かなすぎばし
ふりがな文庫
“
金杉橋
(
かなすぎばし
)” の例文
「嘘も偽りもありません。仲間の参会で、
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の『喜の字』で飲んで、遅くなってから、ブラブラ戻りました」
銭形平次捕物控:013 美女を洗い出す
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ずツと
昔時
(
むかし
)
芝
(
しば
)
の
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の
際
(
きは
)
へ
黄金餅
(
こがねもち
)
と
云
(
い
)
ふ
餅屋
(
もちや
)
が
出来
(
でき
)
まして、
一時
(
ひとしきり
)
大層
(
たいそう
)
流行
(
はやつ
)
たものださうでござります。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、駒を、
金杉橋
(
かなすぎばし
)
へすすめた。橋の上へ立つと、寒い
潮
(
しお
)
の香と千鳥がそこらの川口から吹き上げた。
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麻布
(
あざぶ
)
六本木の
脇坂
(
わきざか
)
家から飯倉の松平伊賀、次に芝桜川町の松平右京家、愛宕下の島津兵部、そして
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の戸田大学という順である。戸田を済ませて出るともう町は
黄昏
(
たそがれ
)
だった。
主計は忙しい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
二人
(
ふたり
)
は園遊会を辞して、
車
(
くるま
)
に乗つて、
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の
袂
(
たもと
)
にある
鰻屋
(
うなぎや
)
へ
上
(
あが
)
つた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
金杉橋
(
かなすぎばし
)
停留場の近くです……
黒白ストーリー
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
アレ、
乱暴狼藉
(
らんぼうらうぜき
)
な
奴
(
やつ
)
もあればあるものだ、アレ
逃
(
に
)
げてツちまつた。
金兵衛
(
きんべゑ
)
さんは
此金子
(
このかね
)
を
以
(
もつ
)
て、
芝
(
しば
)
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の
本
(
もと
)
へ、
黄金餅
(
こがねもち
)
と
云
(
い
)
ふ
餅屋
(
もちや
)
を出したのが、
大層
(
たいそう
)
繁昌
(
はんじやう
)
いたした。と
云
(
い
)
ふ一
席話
(
せきばなし
)
でござります。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“金杉橋”の解説
金杉橋(かなすぎばし)は、東京都港区に存在する橋。古川(渋谷川の下流部)に架かる。
(出典:Wikipedia)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
杉
常用漢字
中学
部首:⽊
7画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“金杉”で始まる語句
金杉
金杉稲荷
金杉村
金杉上町
金杉天神