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酔中
ふりがな文庫
“酔中”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいちゅう
66.7%
すいちゆう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいちゅう
(逆引き)
これで、
酔中
(
すいちゅう
)
の妥協もついた。だいぶ酔ったらしい天堂一角、振分けを解いて、今まで二人に示したことのない、蜂須賀阿波守のお
墨付
(
すみつき
)
を出してみせたりした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
試みに
明暦
(
めいれき
)
三年江戸大火の惨状を記述したる『
武蔵鐙
(
むさしあぶみ
)
』を見よ。一市人
酔中
(
すいちゅう
)
火災に
遇
(
あ
)
ひ
長持
(
ながもち
)
の
中
(
なか
)
に入れられて難を
逃
(
のが
)
れ路傍に放棄せらる。盗賊来つて長持を破るにその
中
(
うち
)
に人あるを見て驚いて逃ぐ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
酔中(すいちゅう)の例文をもっと
(2作品)
見る
すいちゆう
(逆引き)
「
瓢
(
ひよう
)
空
(
むなし
)
く
夜
(
よ
)
は
静
(
しづか
)
にして高楼に
上
(
のぼ
)
り、酒を買ひ、
簾
(
れん
)
を巻き、月を
邀
(
むか
)
へて
酔
(
ゑ
)
ひ、
酔中
(
すいちゆう
)
剣
(
けん
)
を払へば
光
(
ひかり
)
月
(
つき
)
を射る」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
酔中(すいちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“酔”で始まる語句
酔
酔漢
酔興
酔狂
酔払
酔醒
酔眼
酔臥
酔客
酔心地
“酔中”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
吉川英治
永井荷風