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邪道
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じゃどう
ふりがな文庫
“
邪道
(
じゃどう
)” の例文
邪道
(
じゃどう
)
であるけれども、商売上であれば、採算のとれるようにするのが第一義で、料理は第二義。ここに
堕落
(
だらく
)
がある。しかし、仕方のないことである。
味覚馬鹿
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
……もっとも、そんなことに大きな期待をかけるのは、
平凡人
(
へいぼんじん
)
の共同生活をねらいにしているこの塾では
邪道
(
じゃどう
)
だって、先生にはいつも
叱
(
しか
)
られていますけれど。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
暴力のみで、自分の意志を押し通そうというのは、神の憎みたまう最も
邪道
(
じゃどう
)
である。目を開け、トロ族の諸君。君たちは神の道に反して、僕を暴力によって殺害しようとしている。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
現象の実体も知らずに方法論に
拘泥
(
こうでい
)
するのは、研究者が往々にして
陥
(
おちい
)
る
邪道
(
じゃどう
)
である。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
かくのごとき人の心には余裕がある。すなわち
生木
(
なまき
)
のようなる
弾力
(
だんりょく
)
があって、世の
変遷
(
へんせん
)
とともに進む能力を保留している。「
老木
(
ろうぼく
)
は
曲
(
まが
)
らぬ」とは
邪道
(
じゃどう
)
に迷わぬの意より弾力なきを笑うの言である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
わたくしは一体多門よりも数馬に望みを
嘱
(
しょく
)
して居りました。多門の芸はこせついて居りまする。いかに
卑怯
(
ひきょう
)
なことをしても、ただ勝ちさえ致せば
好
(
よ
)
いと、勝負ばかり心がける
邪道
(
じゃどう
)
の芸でございまする。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“邪道”の意味
《名詞》
邪道(じゃどう)
邪な道理。
不正なやり方。
邪教。
(出典:Wiktionary)
“邪道”の解説
邪道(じゃどう)は、仏教用語で、仏道に外れた不正な教えのこと。転じて、一般に、本筋に沿わない不当なやり方を評していうのに用いられる。
(出典:Wikipedia)
邪
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“邪”で始まる語句
邪慳
邪
邪魔
邪推
邪気
邪悪
邪念
邪見
邪心
邪鬼