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連枝
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れんし
ふりがな文庫
“
連枝
(
れんし
)” の例文
同じく皇室御先祖の
連枝
(
れんし
)
ながらさまで大義に触れざる
夷子
(
えびす
)
社や山の神を手近く引くほどの準備は
縦
(
ゆる
)
し置かれたきことなり。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
帝位の争いに
連枝
(
れんし
)
連枝がもつれ合ッた結果、その
即位
(
そくい
)
の君を、“かわりばんこ”に双方から出す——という約束をした
一
(
ひ
)
と時代があったことなのである。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生母は清香院といって、幕府の
連枝
(
れんし
)
の松平の出であり、その実兄に当る松平外記が後見になった。
桑の木物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
思えば北条殿、新田殿、足利殿、また後醍醐のきみや、幾多の
連枝
(
れんし
)
、廷臣もみなこの時に生れ合せて、いやでも越えねばならぬ悪時代をこえるために戦ったものとも申せましょうか。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
せんかんと
泉声
(
せんせい
)
が聞えて、床をふむ足の裏が
冷々
(
ひえびえ
)
とする。僧正とは、天台六十二世の
座主
(
ざす
)
、
慈円和尚
(
じえんおしょう
)
のことである。
月輪関白
(
つきのわかんぱく
)
の
御子
(
みこ
)
であり、また
連枝
(
れんし
)
であった。
介
(
すけ
)
は、廊下の端に坐る。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“連枝”の意味
《名詞》
つらなっている枝。
(貴人の)兄弟。
(出典:Wiktionary)
“連枝(
御連枝
)”の解説
御連枝(ごれんし)は、貴人の兄弟を指した敬称。根幹を同じくする枝々が連なっている様子を表した「連枝」がその語源。
(出典:Wikipedia)
連
常用漢字
小4
部首:⾡
10画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画
“連”で始まる語句
連
連中
連立
連合
連翹
連歌
連絡
連繋
連環
連累