“造麻呂”の読み方と例文
読み方割合
みやつこまろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(竹取翁は姿も声も全く第二幕と同じ讃岐さぬき造麻呂みやつこまろであるが、おきなの「面」をつけている。話し振りは非常にゆっくりと穏かに)
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
ほんとうの讃岐さぬき造麻呂みやつこまろといふのでしたが、毎日まいにちのように野山のやま竹藪たけやぶにはひつて、たけつて、いろ/\のものつくり、それをあきなふことにしてゐましたので
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
……その名は、讃岐さぬき造麻呂みやつこまろと申した。……ところがある日のこと、そうして竹を取っていると、その中にもと光る竹が一本あるのに気がついたのじゃ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)