造麻呂みやつこまろ)” の例文
(竹取翁は姿も声も全く第二幕と同じ讃岐さぬき造麻呂みやつこまろであるが、おきなの「面」をつけている。話し振りは非常にゆっくりと穏かに)
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
ほんとうの讃岐さぬき造麻呂みやつこまろといふのでしたが、毎日まいにちのように野山のやま竹藪たけやぶにはひつて、たけつて、いろ/\のものつくり、それをあきなふことにしてゐましたので
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
……その名は、讃岐さぬき造麻呂みやつこまろと申した。……ところがある日のこと、そうして竹を取っていると、その中にもと光る竹が一本あるのに気がついたのじゃ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
讃岐さぬき造麻呂みやつこまろと言う竹籠たけかご作りのじいの娘で、これが大変な器量よしで評判でございました。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)