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這
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ハ
ふりがな文庫
“
這
(
ハ
)” の例文
こんなに、寝床の上を
這
(
ハ
)
ひずり廻つてゐるのが、だれにも訣らぬのか。こんなに、手足をばた/″\やつてゐるおれの、見える奴が居ぬのか。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神風の 伊勢の海の
大石
(
オヒシ
)
に 這ひ
廻
(
モトホ
)
ろふ
細螺
(
シタダミ
)
の い
這
(
ハ
)
ひ
廻
(
モトホ
)
り、伐ちてしやまむ(神武天皇——記)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
づうと
這
(
ハ
)
ひ寄つて来た
身狭乳母
(
ムサノチオモ
)
は、郎女の前に居たけを
聳
(
ソビヤ
)
かして、
掩
(
オホ
)
ひになつた。外光の直射を防ぐ為と、一つは、男たちの前、殊には、庶民の目に、
貴人
(
アテビト
)
の姿を
暴
(
サラ
)
すまい、とするのであらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
“這”を含む語句
這入
這出
這々
這般
四這
腹這
這奴
這上
出這入
這込
這個
這箇
這裏
横這
這入込
這奴等
這麽
夜這
御這入
這廻
...