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辱
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はづ
ふりがな文庫
“
辱
(
はづ
)” の例文
清宮秀堅がこゝに心をとめて、「将門は凶暴といへども草賊と異なるものあり、良兼を放てる也、父祖の像を観て走れる也、貞盛扶の妻を
辱
(
はづ
)
かしめざる也」
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
今日
(
こんにち
)
世界
(
せかい
)
が
有
(
ゆう
)
する
地震學參考書
(
ぢしんがくさんこうしよ
)
の
中堅
(
ちゆうけん
)
をなすものであつて、これ
等
(
ら
)
の
事業
(
じぎよう
)
は、
日本地震學會時代
(
につぽんぢしんがつかいじだい
)
に
於
(
おい
)
て
專有
(
せんゆう
)
してゐたわが
國
(
くに
)
の
名聲
(
めいせい
)
を
辱
(
はづ
)
かしめなかつたといへるであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
金色の
處女
(
をとめ
)
——お靜の上に加へられる、あらゆる
辱
(
はづ
)
かしめと、怪奇至極の大儀式が、斷片的に平次の眼と耳に燒き付けられながら、そのまゝ遠い/\過去の出來事のやうに
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
私はもう心の中から嬉しさがこみ上げて來る、——二十年前、父親の受けた
辱
(
はづ
)
かしめと怨みは、年と共に私の胸から薄れて行くが、たつた今、この私の前でくり返しくり返し言はれる禮の言葉は
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
辱
常用漢字
中学
部首:⾠
10画
“辱”を含む語句
恥辱
侮辱
凌辱
屈辱
耻辱
醜辱
忍辱
汚辱
辱知
侮辱的
穢辱
屈辱的
御恥辱
栄辱
雪辱
国辱
寵辱
慈悲忍辱
柔和忍辱
國辱
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