“転機”のいろいろな読み方と例文
旧字:轉機
読み方割合
しかけ33.3%
はずみ33.3%
てんき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此蹴綱に転機しかけあり、まつたつくりをはりてのち、穴にのぞんで玉蜀烟艸たうがらしたばこくきのるゐくまにくむ物をたき、しきりにあふぎけふりを穴に入るれば熊烟りにむせて大にいか
二三日以前、自分は不図した転機はずみから思付いて、このS——村小学校の生徒をして日常朗唱せしむべき、云はゞ校歌といつた様な性質の一歌詞を作り、そして作曲した。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
法然上人の念仏ねんぶつにふかく帰依きえして、この転機てんきを職の心に与えてくれた宗教に絶対の信仰をもち、社会政策と宗教とを一体にして、自分の管下を
鍋島甲斐守 (新字新仮名) / 吉川英治(著)