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軍兵
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つわもの
ふりがな文庫
“
軍兵
(
つわもの
)” の例文
『わざわざ
遠方
(
とおく
)
からあまたの
軍兵
(
つわもの
)
を
率
(
ひき
)
いて
御出征
(
おいで
)
になられるようなことはありませぬ……。』
橘姫
(
たちばなひめ
)
はそう
仰
(
お
)
っしゃって
居
(
お
)
られました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
(月かくれて暗し。
籠手
(
こて
)
、
臑当
(
すねあて
)
、腹巻したる
軍兵
(
つわもの
)
二人、上下よりうかがい出でて、芒むらに潜む。虫の声にわかにやむ。)
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
(頼家は起ち上りて桂の手を取り、打ち連れて橋を渡り去る。行親はあとを見送る。芒のあいだに潜みし
軍兵
(
つわもの
)
出づ。)
修禅寺物語
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その
時
(
とき
)
たちまち、
右手
(
みぎて
)
に
高
(
たか
)
く、
御秘蔵
(
ごひぞう
)
の
御神剣
(
ごしんけん
)
を
打
(
ふ
)
り
翳
(
かざ
)
し、
漆
(
うるし
)
の
黒髪
(
くろかみ
)
を
風
(
かぜ
)
に
靡
(
なび
)
かせながら、
部下
(
ぶか
)
の
軍兵
(
つわもの
)
どもよりも十
歩
(
ぽ
)
も
先
(
さき
)
んじて、
草原
(
くさはら
)
の
内部
(
なか
)
から
打
(
う
)
って
出
(
い
)
でられた
命
(
みこと
)
の
猛
(
たけ
)
き
御姿
(
おんすがた
)
、あの
時
(
とき
)
ばかりは
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“軍兵”で始まる語句
軍兵衛