“躍(は)” の例文
そして一雨(ひとあめ)降ればすぐに雑草が芽を吹きやがて花を咲かせ、忽ちにして蝶々(ちょうちょう)蜻蛉(とんぼ)やきりぎりすの飛んだり躍(は)ねたりする野原になってしまうと、外囲(そとがこい)はあってもないと同然
是れは何も馬が多助の讐(かたき)を取ったという訳ではございません、馬は鼻の先へ閃めく刄(はもの)の光りに驚いて躍(は)ね出し、おえいを引倒し丹三郎を噛殺すような訳になるも天の悪(にく)しみで
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
霞(かすみ)のごとくに思われたので、どうかすると悲しくなッて来て、時々泣き出したこともあッたが,なに、それだとて暫時(ざんじ)の間で、すぐまた飛んだり躍(は)ねたりして、夜も相変らずよく眠(ねぶ)ッた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)