“蹙(しぼ)” の例文
革命的思想を以て頑固な支那従来の謬想(びゅうそう)を打破せぬ限りは、この現状は幾万世を経るとも変らざるべきである。これが今日支那の国運の日に益々(ますます)蹙(しぼ)まり行くゆえんである。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
男女(なんによ)が入(い)り交(まじ)つて太鼓(たいこ)を中央(ちうあう)に輪(わ)を描(ゑが)いて居(ゐ)る。それが一定(てい)の間隔(かんかく)を措(お)いては一同(どう)が袋(ふくろ)の口(くち)の紐(ひも)を引(ひ)いた樣(やう)に輪(わ)が蹙(しぼ)まつて、ぱらり/\と手拍子(てびやうし)をとつて、復(また)以前(いぜん)のやうに擴(ひろ)がる。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)