“謬想”の読み方と例文
読み方割合
びゅうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに、公共用務を私的企業に委ねて自由競争に従わしめようとする謬想びゅうそうに陥った経済学者もある。なお他の例を挙げる。
これが一般民衆によりて味読さるるに至った時に、恐らく結婚に伴う幾多の謬想びゅうそうが除かれるであろう。
革命的思想を以て頑固な支那従来の謬想びゅうそうを打破せぬ限りは、この現状は幾万世を経るとも変らざるべきである。これが今日支那の国運の日に益々ますますしぼまり行くゆえんである。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)