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越州
ふりがな文庫
“越州”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えっしゅう
75.0%
ゑつしう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えっしゅう
(逆引き)
「
越州
(
えっしゅう
)
どの、わかればもうそれでよいではござらぬか。ただ以後はわしの顔を覚えておいて、御門許しを願いたいものじゃて」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
わたくしは枇杷の花を見ると共に、ふと
鳥居甲斐守
(
とりいかいのかみ
)
の逸事を
憶
(
おも
)
い出した。鳥居甲斐守は老中水野
越州
(
えっしゅう
)
が天保改革の時、江戸町奉行の職に在り、一
世
(
せい
)
の
怨
(
うらみ
)
を買って、
酷吏
(
こくり
)
と称せられた人である。
枇杷の花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
越州(えっしゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
ゑつしう
(逆引き)
定
(
さだ
)
め伊豆守殿の方へ
向
(
む
)
き
目配
(
めくば
)
せしつゝ
越州
(
ゑつしう
)
御願
(
おんねがひ
)
の
趣
(
おも
)
むき
早速
(
さつそく
)
上聞
(
じやうぶん
)
に達し申さんと立て奧の方へ
到
(
いた
)
り將軍の御前へ出て申
上
(
あげ
)
ける樣は
恐
(
おそ
)
れ乍ら言上仕り候
此度
(
このたび
)
御下向
(
おげかう
)
にて芝八山の御旅館に
在
(
まし
)
ます天一坊樣御事は
先達
(
さきだつ
)
て伊豆守役宅へ御招き申上御身分
篤
(
とく
)
と
御調
(
おんしらべ
)
申上しに恐れながら君の御
面部
(
めんぶ
)
に
其儘
(
そのまゝ
)
加之
(
しかのみ
)
ならず
御音聲迄
(
ごおんじやうまで
)
も
能
(
よく
)
似遊
(
にあそ
)
ばし
瓜
(
うり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
越州(ゑつしう)の例文をもっと
(1作品)
見る
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“越州”で始まる語句
越州殿
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水野越州
越山併得能州景
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作者不詳
永井荷風