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賓
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まらうど
ふりがな文庫
“
賓
(
まらうど
)” の例文
衣服などさる可く、程を守りたるが
奥幽
(
おくゆかし
)
くて、誰とも知らねどさすがに
疎
(
おろそか
)
ならず覚えて、彼は早くもこの
賓
(
まらうど
)
の席を設けて待てるなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貫一は帽を打着て行過ぎんとする
際
(
きは
)
に、ふと
目鞘
(
めざや
)
の走りて、館の
賓
(
まらうど
)
なる貴婦人を一
瞥
(
べつ
)
せり。
端無
(
はしな
)
くも
相互
(
たがひ
)
の
面
(
おもて
)
は合へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
附添さへある
賓
(
まらうど
)
の身にして、
賤
(
いやし
)
きものに
遇
(
あつか
)
はるる手代
風情
(
ふぜい
)
と、しかもその
邸内
(
やしきうち
)
の
径
(
こみち
)
に相見て、万一不慮の事などあらば、我等夫婦は
抑
(
そも
)
や
幾許
(
いかばか
)
り恥辱を受くるならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“賓”の解説
賓(ひん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
“賓”を含む語句
賓客
比律賓
哈爾賓
賓頭盧
貴賓
賓頭盧尊者
駱賓王
賓人
大賓
主賓
来賓
賓主
上賓
国賓
狗賓
迎賓
賓礼
幕賓
陪賓
貴賓諸君
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