“賓礼”の読み方と例文
読み方割合
ひんれい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数正は、徳川家の使節として、城中では賓礼ひんれいをうけていたが、途上の列伍には、陪臣ばいしんなので当然、秀吉の後についていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
知事は、彼を迎えるに、賓礼ひんれいをもってした。大餐たいさんを設けて、酒席の主座にすえ、そして感謝状を読みあげた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
周瑜は出て、賓礼ひんれいを執り、帳中にしょうじては玄徳に上座を譲った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)