トップ
>
費用
>
いりめ
ふりがな文庫
“
費用
(
いりめ
)” の例文
外国に対しても晴の仕事じゃから、第一は、お国のため、また県のため、続いては、
親仁
(
おやじ
)
の名誉のため、心血を
灌
(
そそ
)
いだ出品をするように、——大仕事となれば、いずれ
費用
(
いりめ
)
も
掛
(
かか
)
ろう。手間も要ろう。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
母さんに無理をいふて困らせては成りませぬと教ゆれば、困らせる處か、お峰聞いて呉れ、歳は八つなれど身躰も大きし力もある、
我
(
わし
)
が寐てからは稼ぎ
人
(
て
)
なしの
費用
(
いりめ
)
は重なる、四苦八苦見かねたやら
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母
(
かか
)
さんに無理をいふて困らせては成りませぬと教ゆれば、困らせる処か、お峯聞いてくれ、
歳
(
とし
)
は八つなれど
身躰
(
からだ
)
も
大
(
おほ
)
きし力もある、
我
(
わし
)
が
寐
(
ね
)
てからは
稼
(
かせ
)
ぎ
人
(
て
)
なしの
費用
(
いりめ
)
は重なる、四苦八苦見かねたやら
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母
(
かゝ
)
さんに
無理
(
むり
)
をいふて
困
(
こま
)
らせては
成
(
な
)
りませぬと
教
(
をし
)
ゆれば、
困
(
こま
)
らせる
處
(
どころ
)
か、お
峯
(
みね
)
聞
(
き
)
いて
呉
(
く
)
れ、
歳
(
とし
)
は八つなれど
身躰
(
からだ
)
も
大
(
おほ
)
きし
力
(
ちから
)
もある、
我
(
わし
)
が
寐
(
ね
)
てからは
稼
(
かせ
)
ぎ
人
(
て
)
なしの
費用
(
いりめ
)
は
重
(
かさ
)
なる、四
苦
(
く
)
八
苦
(
く
)
見
(
み
)
かねたやら
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“費用”の意味
《名詞》
費 用(ひよう)
何かを買ったり、使ったりするために要する金銭。
収益をあげるために費やした価値。
(出典:Wiktionary)
“費用”の解説
費用(ひよう、en: cost, expense)とは、生産や取引などの経済活動に伴って支払う金銭である。費用は、適用範囲などの違いから様々な形で記述される。
(出典:Wikipedia)
費
常用漢字
小5
部首:⾙
12画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“費用”で始まる語句
費用仆