豫想外よさうぐわい)” の例文
すこあてちがつたがづ/\繁盛はんじやうしたことなしと斷念あきらめて自分じぶん豫想外よさうぐわいへやはひつた。
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
此所こゝにゐると、もう何所どことも交渉かうせふはない。まつた氣樂きらくです。ゆつくりしてらつしやい。實際じつさい正月しやうぐわつふものは豫想外よさうぐわい煩瑣うるさいものですね。わたくし昨日きのふまでほとんどへと/\に降參かうさんさせられました。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
平次の言葉の豫想外よさうぐわいさ。