“誦念”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しようねん50.0%
ずねん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大抵たいていこれにはむかし名僧めいそうはなしともなつてて、いづれも讀經どきやうをり誦念しようねんみぎりに、喧噪さわがしさをにくんで、こゑふうじたとふのである。ばうさんはえらい。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
……やがて、誦念ずねんいたしている姿の気だかさに驚きました。たれたのでございます。何か、こう五体がしびれるように思いました。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)