“御念誦堂”の読み方と例文
読み方割合
ごねんじゅどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夏のはすの花の盛りに、でき上がった入道の姫宮の御持仏の供養が催されることになった。御念誦堂ごねんじゅどうのいっさいの装飾と備え付けの道具は六条院のお志で寄進されてあった。
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
今日のはただ御念誦堂ごねんじゅどう開きとしてお催しになった法会ほうえであったが、宮中からも御寺みてらの法皇からもお使いがあって、御誦経の布施などが下されてにわかに派手はでなものになった。
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)