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語気
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ごき
ふりがな文庫
“
語気
(
ごき
)” の例文
旧字:
語氣
猛然
(
もうぜん
)
立ちあがった糟谷はわが子を足もとへ
引
(
ひ
)
き
倒
(
たお
)
し、ところきらわずげんこつを打ちおろした。芳輔はほとんど
他人
(
たにん
)
とけんかするごとき
語気
(
ごき
)
と
態度
(
たいど
)
で
反抗
(
はんこう
)
した。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
力ずくでも書類をうばいかえそうと、いきなり泰二君のゆくてに立ちふさがり、「泰ちゃん、おまえなにをするんです。」と、はげしい
語気
(
ごき
)
でおしかりになりました。
妖怪博士
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「これッ——」と、民部は
叱
(
しか
)
りつけるような
語気
(
ごき
)
で、
左右
(
さゆう
)
にふたりの
腕
(
うで
)
くびをつかみながら
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
語気
(
ごき
)
の人もなげなるが口惜しくて、われにもあらず
怫然
(
ふつぜん
)
として
憤
(
いきどお
)
りしが、なお彼らが想像せる
寃罪
(
えんざい
)
には心付くべくもあらずして、実に監獄は罪人を改心せしむるとよりは
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
宮川は、矢部の激しい
語気
(
ごき
)
におされて、うしろへ身をひきながら
脳の中の麗人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
と
語気
(
ごき
)
がするどい。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“語気”の意味
《名詞》
語 気(ごき)
話す言葉の調子や勢い。
(出典:Wiktionary)
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“語”で始まる語句
語
語彙
語部
語調
語韻
語音
語合
語弊
語出
語尾