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試練
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しれん
ふりがな文庫
“
試練
(
しれん
)” の例文
これから
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
へ
出
(
で
)
て
働
(
はたら
)
くものも、また
上
(
うえ
)
の
学校
(
がっこう
)
へいって
学
(
まな
)
ぶものも、
第
(
だい
)
一に
体
(
からだ
)
を
大事
(
だいじ
)
にして、いかなる
試練
(
しれん
)
にも、
打
(
う
)
ち
勝
(
か
)
つ
覚悟
(
かくご
)
がなければならない。
中学へ上がった日
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし——こういう
試練
(
しれん
)
にかかることは、この人が
良人
(
おっと
)
ときまる前からの覚悟であった、父からもいわれ、綽空からもとくといわれた上で、はっきりと誓いしていたことだった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巨人ワグナーの音楽と四つに組んで味聴することは、音楽を甘美な享楽と
思惟
(
しい
)
する人達には、出来ないことである。が、それはまことによき芸術鑑賞の
試練
(
しれん
)
であると言えるだろう。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
なにしろ、事件がうまい
結着
(
けっちゃく
)
をみせるまでは、母親をもあざむいておく必要があったから、隆夫はなるべく主家へ顔出しをしないのがよかったのである。隆夫には、たいへんつらい
試練
(
しれん
)
だった。
霊魂第十号の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
清盛にとっても、その
試練
(
しれん
)
といえるような大きな機会をもった日が、ついに来た。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“試練”の意味
《名詞》
試 練(しれん)
信仰や決意の強さなどを試すための苦難。
(出典:Wiktionary)
試
常用漢字
小4
部首:⾔
13画
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
“試”で始まる語句
試
試合
試験
試驗
試煉
試用
試験場
試胆会
試験管
試合場