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言懸
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いひかけ
ふりがな文庫
“
言懸
(
いひかけ
)” の例文
言懸
(
いひかけ
)
られお菊は
口惜
(
くやし
)
きこと限りなく
屹度
(
きつと
)
膝
(
ひざ
)
を立直し是は思ひも依ぬ事を
仰
(
おほ
)
せらるゝもの
哉
(
かな
)
云掛
(
いひかゝり
)
されるも程がある
勿體
(
もつたい
)
ない母樣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御頼み申と
言懸
(
いひかけ
)
られ小兵衞は是非なく懷中に在合し金六兩三分を殘らず出し
遣
(
つかは
)
しければ三吉は大に
歡
(
よろこ
)
び昔し
馴染
(
なじみ
)
とて御無心申せしに
早速
(
さつそく
)
多分の金子御貸下され忝けなし是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
咄
(
はな
)
すべしと云に
女房
(
にようばう
)
お政は
夫
(
をつと
)
の歸りしを見て是は
好所
(
よきところ
)
へ御歸りなり今久兵衞さんが來られて餘り
無法
(
むはふ
)
な事を
言懸
(
いひかけ
)
らるゝにより思はず大きな聲を出せしなり
其譯
(
そのわけ
)
は
一昨日
(
をとゝひ
)
良人
(
あなた
)
が
質物
(
しちもつ
)
の日延を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出