“角兵ヱ獅子”の読み方と例文
読み方割合
かくべえじし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎあさはなのきむらから、釜師かまし錠前屋じょうまえや大工だいく角兵ヱ獅子かくべえじしとが、それぞれべつのほうていきました。四にんはうつむきがちに、あるいていきました。かれらはかしらのことをかんがえていました。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)
とまだ少年しょうねん角兵ヱかくべえこたえました。これは越後えちごから角兵ヱ獅子かくべえじしで、昨日きのうまでは、家々いえいえしきいそとで、逆立さかだちしたり、とんぼがえりをうったりして、一もんもんぜにもらっていたのでありました。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)