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おこない
ふりがな文庫
“
行状
(
おこない
)” の例文
清廉潔白
(
せいれんけっぱく
)
な士道の君主として、今日まで、公私の
行状
(
おこない
)
に、
些細
(
ささい
)
な
瑕
(
きず
)
も持たない人であった。顔をうなずかせて、すぐに云った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
お
爺
(
じい
)
さま、それは
飛
(
と
)
んでもないことでございます。
私
(
わたくし
)
などはまだ
修行中
(
しゅぎょうちゅう
)
の
身
(
み
)
、
力量
(
ちから
)
といい、
又
(
また
)
行状
(
おこない
)
といい、とてもそんな
資格
(
しかく
)
のあろう
筈
(
はず
)
がございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
その
天分
(
てんぶん
)
なり、
行状
(
おこない
)
なりが
各自
(
めいめい
)
異
(
ちが
)
うからである。
但
(
ただ
)
し
逢
(
あ
)
おうと
思
(
おも
)
えば
差支
(
さしつかえ
)
ない
限
(
かぎ
)
りいつでも
逢
(
あ
)
える……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
汝、それほどに自己の
行状
(
おこない
)
を恥じるならば、なぜ、ここへ出て、両手をつかえ
悔悟
(
かいご
)
の真実を示すなり、世上へ謝罪の法を執るなりせぬか。それとも、異論あらば、論議するか。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お父上にも、そなたにも、婚儀の前に、こんなご苦労をかけながら、何で、薄情でおられましょうか。ただ、郁次郎がきょうまでの
行状
(
おこない
)
を、
貴女
(
あなた
)
が疑ってさえ下さらねば……」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“行状”の意味
《名詞》
行状(ぎょうじょう)
身持ち。品行。
故人の生前の行いを記したもの。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“行状”で始まる語句
行状小伝
行状素行