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行幸
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いでまし
ふりがな文庫
“
行幸
(
いでまし
)” の例文
ここ、あらゆる行事や
行幸
(
いでまし
)
も見あわせられて、夜の
御殿
(
みとの
)
も、昼の
御座
(
ぎょざ
)
も、
清涼殿
(
せいりょうでん
)
いったいは巨大な
氷室
(
ひむろ
)
と
異
(
ことな
)
らなかった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いにしへ
二七〇
行幸
(
いでまし
)
の宮ありし所は、
二七一
石
(
いは
)
はしる滝つせのむせび流るるに、ちひさき
鰷
(
あゆ
)
どもの水に
逆
(
さか
)
ふなど、目もあやにおもしろし。
二七二
檜破子
(
ひわりご
)
打ち
散
(
ちら
)
して
喰
(
く
)
ひつつあそぶ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
掛
(
かけ
)
まくも
文
(
あや
)
に
恐
(
かしこ
)
き、いはまくも穴に尊き、
広幡
(
ひろはた
)
の
八幡
(
やはた
)
の
御神
(
みかみ
)
、此浦の
行幸
(
いでまし
)
の宮に、
八百日日
(
やおかび
)
はありといへども、
八月
(
はつき
)
の今日を
足日
(
たるひ
)
と、行幸して遊び
坐
(
いま
)
せば、
神主
(
かみぬし
)
は御前に立ちて、
幣帛
(
みてぐら
)
を捧げ
仕
(
つか
)
ふれ
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
すめらぎの
稀
(
まれ
)
の
行幸
(
いでまし
)
御供
(
みとも
)
する君のさきはひ我もよろこぶ
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
“行幸”の解説
行幸(ぎょうこう、みゆき)とは、天皇が居所から外出することである。目的地が複数ある場合は特に巡幸という。
また、御幸(ごこう、ぎょこう、みゆき)という場合もあるが、これは上皇・法皇・女院に対しても使う。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
“行幸”で始まる語句
行幸啓
行幸輦
行幸源氏