“鰷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はや80.0%
あゆ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『久太、鮒とはやと取り替えっこしようか?』と私がからかいました。『うがす。鮒一尾と同じいかさのはや三尾と取り替えべえ』
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
三時にうちへ帰ったが、家で遊んで又何か壊すと悪いから、乃公は釣魚つりに出掛けた。いつかぶくぶくしそこなった水車の傍へ針を下したが、はやが二ひきれたばかりだ。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
いにしへ二七〇行幸いでましの宮ありし所は、二七一いははしる滝つせのむせび流るるに、ちひさきあゆどもの水にさかふなど、目もあやにおもしろし。二七二檜破子ひわりご打ちちらしてひつつあそぶ。