トップ
>
鰷
>
はや
ふりがな文庫
“
鰷
(
はや
)” の例文
『久太、鮒と
鰷
(
はや
)
と取り替えっこしようか?』と私が
諢
(
からか
)
いました。『
宜
(
よ
)
うがす。鮒一尾と同じ
大
(
いか
)
さの
鰷
(
はや
)
三尾と取り替えべえ』
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
三時に
家
(
うち
)
へ帰ったが、家で遊んで又何か壊すと悪いから、乃公は
釣魚
(
つり
)
に出掛けた。いつかぶくぶくしそこなった水車の傍へ針を下したが、
鰷
(
はや
)
が二
尾
(
ひき
)
漁
(
と
)
れたばかりだ。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
三島美人化粧の水の泉源は手頃な池で、
藻草
(
もぐさ
)
の遊ぶ
鰷
(
はや
)
の目玉さえ見えるくらい澄んでいる。
水底
(
みなそこ
)
の砂が彼方此方でムク/\と動いて、大小の菊の花のような形をしている。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「
鰷
(
はや
)
っ子ですよ」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
鰷
部首:⿂
22画
“鰷”を含む語句
鰷魚
山鰷
鰷身魚