“虚寢(そらね)” の例文
新字:虚寝
車(くるま)の門(かど)に止(と)まりて優(やさ)しき駒下駄(こまげた)の音(おと)の聞(きこ)ゆるを、論(ろん)なく夫(そ)れとは知(し)れども知(し)らぬ顏(かほ)に虚寢(そらね)を作(つく)れば、美尾(みを)は格子(こうし)を押(おし)て見(み)て、これは如何(いか)な事(こと)、錠(でう)がおりてあると獨(ひと)り言(ごと)をいつて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)