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蘇格蘭
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スコットランド
ふりがな文庫
“
蘇格蘭
(
スコットランド
)” の例文
主人はこの山中にすむ羊飼やら野人やらの助けを借りて手任せに掘り出そうとした。嗅煙草は
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の羊飼どもにはとても贅沢品じゃ。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の婦人は多産のように思われる。一結婚当り子供六人という平均はしばしばあり、七人または七人半ですらそれほど珍らしくない。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
自分がこの下宿を出る二週間ほど前に、K君は
蘇格蘭
(
スコットランド
)
から帰って来た。その時自分は主婦によってK君に紹介された。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
スワンソン夫人は
公園小路
(
パークレーン
)
の自邸で目が覚めた。彼女は社交季節が来ると、
倫敦
(
ロンドン
)
の邸宅に帰って来る。彼女は昨日まで
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の領地で狐を狩って居た。
バットクラス
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
カライル氏同じ
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の農詩人たるバルン氏を論ずるや曰く、蒸気機関の後に立つ
侏儒
(
しゆじゆ
)
は山岳を移し得べし、然れども彼は
鋤
(
すき
)
を以て山を覆し能はざるなり
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
▼ もっと見る
彼は残忍な卑怯な手段を以て
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のゲエル人の勇士ナイシイとその二人の弟たちを殺した、彼等の父なる勇将ウスナは在世中つねにコノールの味方であり
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の片田舎(地名秘)に住める貴族にして赤髪富豪のきこえ高きコンラド(仮名)従男爵というがあり。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「じゃ、安心するために、お美代ちゃんはこれから
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のネス湖まで出かけてみるかい。はッはッはッ」
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ピンカートンの『海陸紀行全集』一に収めたマーチンの『
蘇格蘭
(
スコットランド
)
西島記』に、ロナ島へどこからとも知れず鼠群れ来って島中の穀を食い尽した上、泣き面に蜂とか
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
先生、南は福建に生れ、西は
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のエディンバラに学び、東は日本の婦人を娶り、北は北京に住するを以て東西南北の人と号す。英語は勿論、独逸語も仏蘭西語も出来るよし。
北京日記抄
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
故郷の
蘇格蘭
(
スコットランド
)
オバン市へと引き揚げて来たが、さてこの日記であった。
令嬢エミーラの日記
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「
蘇格蘭
(
スコットランド
)
人払いってのは?」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
では、通常の場合と同様に、伝染病と伝染性疾患とは主として貧民を襲っている。壊血病はある地方では極度に厄介で頑固である。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
師父ブラウンはその聾の下男が馬鈴薯を掘るという事をふと思い出して、さてはその訳がと合点したのであった。彼はこの
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の百姓がどうやら解けたと思った。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
その時表を
専領
(
せんりょう
)
しているK氏は目下
蘇格蘭
(
スコットランド
)
巡遊中で
暫
(
しばら
)
くは帰らないのだと主婦の説明があった。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なんでもそいつは
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の湖に
頸
(
くび
)
から上だけを現したのを見た人があるということだが、非常に大きな竜のような動物で、頸から上が、九階の丸ビルよりもすこし高いくらいあったそうで
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あの人たちは
愛蘭
(
アイルランド
)
と
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のゲエル人の中の花でございました。
ウスナの家
(新字新仮名)
/
フィオナ・マクラウド
(著)
一結婚当りの子供の平均数を六人、七人、及び七人半だとする
蘇格蘭
(
スコットランド
)
の多くの教区の報告は、この仮定を極めて力強く確証する傾向がある。
人口論:02 第二篇 近代ヨオロッパ諸国における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
嶮
(
けわ
)
しい屋根や海緑色の
石盤瓦茸小塔
(
せきばんかわらぶきことう
)
の
聳
(
そび
)
え具合が
仏蘭西
(
フランス
)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
折衷式
(
せっちゅうしき
)
の
城
(
シャトー
)
の様式なので、城は師父ブラウンのような
英蘭
(
イングランド
)
人にはお
伽話
(
とぎばなし
)
に出て来る魔女のかぶる陰険な尖り帽を思い出させるのであった。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
第十章
蘇格蘭
(
スコットランド
)
及び
愛蘭
(
アイルランド
)
における人口に対する妨げについて / 第八章 同上 / 第十章 同上 / 第四章 第五章
人口論:00 訳序/凡例/解説/序言/前書
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
英蘭
(
イングランド
)
及び
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のある地方において実際に行われたことを考え、そしてこれを他の地方においてこれから行われなければならぬことと比較してみる時に
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
及び
英蘭
(
イングランド
)
北部地方のある方面がその例であり、そこでは労働階級の境遇の改善と、生活の必要品便宜品に対する支配力の増加とは、最も著しかった。
人口論:03 第三篇 人口原理より生ずる害悪を除去する目的をもってかつて社会に提案または実施された種々の制度または方策について
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
農学は
英蘭
(
イングランド
)
及び
蘇格蘭
(
スコットランド
)
において大いに研究されて来ている。そしてなおこれら諸国には広大な未耕地がある。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
蘇格蘭
(
スコットランド
)
のハイランド地方は、おそらく、大ブリテンのいかなる地方よりも人口が過剰であろう。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
ロンドンで子供を役に立つまで育て上げるには、小屋で襤褸に包まれオウトミイルと馬鈴薯で養われた同じ年齢の人間を、
蘇格蘭
(
スコットランド
)
や
愛蘭
(
アイルランド
)
で買うよりも、遥かに費用が多くかかるであろう。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
“蘇格蘭”の意味
《固有名詞》
スコットランドの日本語による漢字表記。
(出典:Wiktionary)
蘇
漢検準1級
部首:⾋
19画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
“蘇格蘭”で始まる語句
蘇格蘭人
蘇格蘭土
蘇格蘭土縞