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菎蒻
ふりがな文庫
“菎蒻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんにゃく
78.6%
こんにやく
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんにゃく
(逆引き)
「何だねえ、
確乎
(
しっかり
)
して
御行
(
おいで
)
よ」と私は叱るように言いまして、
菎蒻
(
こんにゃく
)
を提げさせて外へ送出す時に、「まあ、ひどい雪だ——気を
注
(
つ
)
けて御行よ」
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「どうかその、疼くだけでも早く医者の力で直らないものかねえ! あまり痛むなら、
菎蒻
(
こんにゃく
)
でも
茹
(
ゆ
)
でて上げようか?」
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
菎蒻(こんにゃく)の例文をもっと
(11作品)
見る
こんにやく
(逆引き)
『エ、おい、べら棒な。
恁
(
か
)
う見えても急所だぜ。問屋の
菎蒻
(
こんにやく
)
ぢやあるめいし、
無價
(
ただ
)
で蹈まれて間に合ふけえ』。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
味噌
(
みそ
)
の
小買
(
こがひ
)
をするは、
質
(
しち
)
をおくほど
恥辱
(
ちじよく
)
だと
言
(
い
)
ふ
風俗
(
ふうぞく
)
なりし
筈
(
はず
)
なり。
豆府
(
とうふ
)
を
切
(
き
)
つて
半挺
(
はんちやう
)
、
小半挺
(
こはんちやう
)
とて
賣
(
う
)
る。
菎蒻
(
こんにやく
)
は
豆府屋
(
とうふや
)
につきものと
知
(
し
)
り
給
(
たま
)
ふべし。おなじ
荷
(
に
)
の
中
(
なか
)
に
菎蒻
(
こんにやく
)
キツトあり。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
菎蒻(こんにやく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“菎蒻(コンニャク)”の解説
コンニャク(蒟蒻、菎蒻、学名:Amorphophallus konjac)は、サトイモ科の植物、あるいはその球茎から製造される食品である。以下、本項では植物としてのコンニャクを表記する場合は「コンニャク」、食品などの加工品としてのコンニャクを表記する場合は「蒟蒻」として区別する。
(出典:Wikipedia)
菎
漢検1級
部首:⾋
11画
蒻
漢検1級
部首:⾋
13画
“菎蒻”の関連語
蒟蒻
蒟蒻糊
蒟蒻芋
“菎蒻”で始まる語句
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小栗風葉
下村湖人
徳冨蘆花
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永井荷風
萩原朔太郎
中谷宇吉郎