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草臥足
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くたびれあし
ふりがな文庫
“
草臥足
(
くたびれあし
)” の例文
なに
此処
(
こゝ
)
は別に通る人もごぜえませんけれども、梅の時分には店へ腰をかけて、
草臥足
(
くたびれあし
)
を休める人もありますから、
些
(
ちっ
)
とべえ駄菓子を置いて、
草履
(
ぞうり
)
草鞋
(
わらじ
)
を
吊下
(
つるさ
)
げて
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
上て
回向
(
ゑかう
)
を願ひ度と夫九助へ頼みければ九助も其孝心を感じて今金谷村より歸りし
草臥足
(
くたびれあし
)
をも
厭
(
いと
)
はず再び白米五升と
鳥目
(
てうもく
)
二
貫文
(
くわんもん
)
を自身に
背負
(
せおひ
)
行
(
ゆき
)
大
源和尚
(
げんをしやう
)
へ回向を頼みしかば和尚も其
志操
(
こゝろざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
小僧さんが風呂敷包みを脊負って
草臥足
(
くたびれあし
)
で
後
(
あと
)
から参りますと、駕籠から出たのは娘でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
頼み度と夫九助に申せしに九助も姑の事に付金谷村より歸りし
草臥足
(
くたびれあし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
金谷村より歸りし
草臥足
(
くたびれあし
)
なれ共其
孝心
(
かうしん
)
に
愛
(
めで
)
無量庵大源和尚の庵へ參りし頃は
夕
(
ゆふ
)
申刻過
(
なゝつどきすぎ
)
にして暫時物語いたせし間歸宅は其夜
亥刻頃
(
よつどきごろ
)
と申に大岡殿又無量庵に向はれ九助が參りし
刻限
(
こくげん
)
歸宅
(
きたく
)
の刻限とも
尋問
(
たづね
)
らるに九助同樣の答へなり時に九助は無量庵に向ひ其節
那方
(
あなた
)
の仰せには
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“草臥”で始まる語句
草臥
草臥儲
草臥休
草臥様
草臥設