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色物
ふりがな文庫
“色物”の読み方と例文
読み方
割合
いろもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろもの
(逆引き)
この席は夜になると、
色物
(
いろもの
)
だけしかかけないので、私は昼よりほかに足を踏み込んだ事がなかったけれども、席数からいうと一番多く
通
(
かよ
)
った所のように思われる。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私
(
わたくし
)
が
初
(
はじ
)
めてお
目
(
め
)
にかかった
時
(
とき
)
のお
服装
(
なり
)
は、
上衣
(
うわぎ
)
が
白
(
しろ
)
の
薄物
(
うすもの
)
で、それに
幾枚
(
いくまい
)
かの
色物
(
いろもの
)
の
下着
(
したぎ
)
を
襲
(
かさ
)
ね、
帯
(
おび
)
は
前
(
まえ
)
で
結
(
むす
)
んでダラリと
垂
(
た
)
れ、その
外
(
ほか
)
に
幾条
(
いくすじ
)
かの、ひらひらした
長
(
なが
)
いものを
捲
(
ま
)
きつけて
居
(
お
)
られました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
色物(いろもの)の例文をもっと
(2作品)
見る
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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浅野和三郎
夏目漱石