“腹立易”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
はらだちッぽ	50.0%
はらだちツぽ	50.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

はらだちッぽ(逆引き)

しかしまた極（ご）く腹立易（はらだちッぽ）い男（おとこ）で、誰（だれ）か郵便局（ゆうびんきょく）に来（き）た者（もの）で、反対（はんたい）でもするとか、同意（どうい）でもせぬとか、理屈（りくつ）でも並（なら）べようものなら、真赤（まっか）になって、全身（ぜんしん）を顫（ふる）わして怒立（おこりた）ち、雷（らい）のような声（こえ）で

六号室 (新字新仮名) ／アントン・チェーホフ(著)

はらだちツぽ(逆引き)

然（しか）し又（また）極（ご）く腹立易（はらだちツぽ）い男（をとこ）で、誰（だれ）か郵便局（いうびんきよく）に來（き）た者（もの）で、反對（はんたい）でもするとか、同意（どうい）でも爲（せ）ぬとか、理屈（りくつ）でも並（なら）べやうものなら、眞赤（まつか）になつて、全身（ぜんしん）を顫（ふる）はして怒立（おこりた）ち、雷（らい）のやうな聲（こゑ）で、默（だま）れ！　と一喝（かつ）する。

六号室 (旧字旧仮名) ／アントン・チェーホフ(著)