“綴蓋”の読み方と例文
読み方割合
とぢぶた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで、その、お差支さしつかへのなさをうらがきするため、かね知合しりあひではあるし、綴蓋とぢぶた喜多きた家内かないが、をりからきれめの鰹節かつをぶしにんべん買出かひだしにくついでに、そのねえさんのうち立寄たちよつて、同行三人どうかうさんにん日取ひどりをきめた。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
綴蓋とぢぶた女房にようばうせま臺所だいどころで、總菜そうざい菠薐草はうれんさうそろへながら
大阪まで (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)