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粉屋
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こなや
ふりがな文庫
“
粉屋
(
こなや
)” の例文
農家が各自の穀粉を
挽
(
ひ
)
くようになって、一旦起こりかけた
粉屋
(
こなや
)
という専門業が早く衰えてしまい、
名残
(
なごり
)
を粉屋の娘の民謡に
留
(
とど
)
めている。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
パン屋さんがオオカミの前足にねり粉をこすりつけてやりますと、オオカミは、こんどは、
粉屋
(
こなや
)
さんのところへ走っていって
オオカミと七ひきの子ヤギ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
其の頃の十両は
大
(
たい
)
した金です。森松を供に連れて神田豊島町二丁目へ参り、
大坂屋
(
おおさかや
)
と云う
粉屋
(
こなや
)
の裏へ入り
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しかもその日は二十九日と限られ、江戸じゅうの家々が一度に牡丹餅をこしらえる事になったので、米屋では
糯米
(
もちごめ
)
が品切れになり、
粉屋
(
こなや
)
では黄粉を売切ってしまった。
廿九日の牡丹餅
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
禿げた
粉屋
(
こなや
)
も飛んでゆく。
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
粉屋
(
こなや
)
で妹の言ふことにや
おさんだいしよさま
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
粉
(
こ
)
まみれ
粉屋
(
こなや
)
は上機嫌。
水車のある教会
(旧字旧仮名)
/
オー・ヘンリー
(著)
粉屋
(
こなや
)
の女房笑顏よく
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
で、パン屋が、おおかみの前足にねったこなをなすってやりますと、こんどは、
粉屋
(
こなや
)
へかけつけて行って
おおかみと七ひきのこどもやぎ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
粉
(
こ
)
まみれ
粉屋
(
こなや
)
は上機嫌。
水車のある教会
(旧字旧仮名)
/
オー・ヘンリー
(著)
「
粉屋
(
こなや
)
念仏」踊る子は
雨情民謡百篇
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“粉”で始まる語句
粉
粉雪
粉微塵
粉本
粉砕
粉黛
粉薬
粉々
粉末
粉韲