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簡
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えら
ふりがな文庫
“
簡
(
えら
)” の例文
わたくしの志村玄叔を
簡
(
えら
)
んで随行せしめようとしたのは、志村をして此間に周旋せしめようとしたのである。志村は山形藩医である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
われは數題中に就いて其一を
簡
(
えら
)
み取る自由あり。初なる一紙には
侍奉
(
じぶ
)
紳士と題せり。こは
人妻
(
ひとづま
)
に
事
(
つか
)
ふる男を謂ふ。中世士風の一變したるものなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
されば三十一年の秋、周王
橚
(
しゅく
)
の
執
(
とら
)
えらるゝを見て、燕王は遂に
壮士
(
そうし
)
を
簡
(
えら
)
みて護衛となし、極めて警戒を厳にしたり。されども斉泰黄子澄に在りては、もとより燕王を
容
(
ゆる
)
す能わず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“簡”の意味
《名詞》
(カン)中国で、紙の発明される前に用いられた、竹の札。たけふだ。
(カン)手紙。書状。
(カン)短くて判り易いこと。複雑だったり冗長だったりしないこと。
(出典:Wiktionary)
“簡”の解説
簡(かん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
簡
常用漢字
小6
部首:⽵
18画
“簡”を含む語句
了簡
不了簡
料簡方
書簡箋
手簡
料簡違
料簡
簡単
不料簡
簡短
了簡方
書簡
簡易
趙簡子
簡略
御了簡
簡牘
簡単服
料簡次第
了簡違
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