“書簡箋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょかんせん83.3%
レターペーパー8.3%
しよかんせん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがてついに封を切った——手紙は目方六、七匁もある、長い、こまごまとしたものだった。大きな書簡箋しょかんせん二枚にびっしりと一面に細かく書いてある。
其うち善兵衛が娘の部屋を調べると、机の抽出から戦慄せんりつすべき脅迫状が現れた。白の封筒に白い書簡箋レターペーパーの意味が書かれてあった。
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
それから今度は手当り次第に一つの手紙の封を切り、黄いろい書簡箋しよかんせんに目を通した。この手紙を書いたのは僕の知らない青年だつた。
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)